私が訪ねた絶景写真をねらえるロケーションをご紹介!
今回は熊本県阿蘇市にある阿蘇スカイライン展望所。
ご存じのとおり、阿蘇周辺は世界最大級のカルデラ地形。
そのカルデラの底にあたる阿蘇の街をグルっと囲うようにそびえたっている外輪山から眺める絶景をご紹介します。
こちらに日本の絶景を集めましたのでご覧ください。
阿蘇スカイライン展望所
■阿蘇スカイライン展望所
- 住所・・・・・熊本県阿蘇市西湯浦
- アクセス・・・熊本空港からクルマで45分(35km)
- 駐車場・・・・あり(無料)
- 営業時間・・・24時間
- 定休日・・・・なし
- トイレ・・・・なし
- 売店・・・・・なし
- 他・・・・・・ミルクロード沿いにある広大な駐車スペース
大観峰との違い
阿蘇の外輪山からの絶景と言えば大観峰を思い浮かべる方も多いと思いますが、
ここ阿蘇スカイライン展望所は大観峰に負けず、いやそれ以上に絶景が見られる場所だと実感しています。
大観峰からクルマで約10分、距離は7kmと比較的近い場所にある展望所なので、
混み具合や天気の状況によって行き来することがラクにできます。
ポイント
大観峰との違い
- 標高が高いため阿蘇の街が一望できる
- 駐車スペースが圧倒的に広い
- 駐車場がすいている
- トイレはない
- 売店や自動販売機もない
現地までの行き方(熊本駅・熊本空港)
九州の中心にある阿蘇エリアは東西南北どこからもアクセスがしやすいエリアです。
ここでは熊本市内方面からの行き方をご紹介します。
JR熊本駅から:1時間30分(50km)
熊本市内から熊本IC方面へ向かいます。
インターに通じる57号線をそのまま阿蘇方面へ。
大津町まで来るとミルクロード(県道339号線)入口の案内に沿って左折。
そのまま道なりに進みます。
何度か交差点を曲がりますが、わかりやすい道路標識があるので迷うことはありません。
ミルクロード、県道339号、大観峰方面これがキーワードです。
熊本空港から:45分(35km)
空港からはまず国道57号線または阿蘇方面へ向けて走ります。
大津町の国道57号線とミルクロード(県道339号線)の交差点まできたら、ミルクロードに入り道なりに進みます。
何度か交差点を曲がりますが、わかりやすい道路標識があるので迷うことはありません。
ミルクロード、県道339号、大観峰方面これがキーワードです。
駐車場について
通称ミルクロードと呼ばれる県道339号線。
熊本市内からだと阿蘇方面へ向かい、大観峰の手前に位置するロケーションになります。
その県道沿いに突然現れる広大な駐車スペース。
というか、広大な空き地が目的の阿蘇スカイライン展望所になります。
街灯や照明は一切ないので、夜間に訪れる際にはいろいろと注意が必要なので最徐行で進入してください。
- アスファルトの県道から砂利の駐車スペースには段差がある
- 敷地の中央辺りに櫓(やぐら)のような建造物がある
- 敷地内はところどころくぼみや凹凸がある
- 夜間は人がいても発見しづらい
- 停まっているクルマやバイクも見にくい
- 敷地の端っこはがけになっている
撮影地について
トイレと自動販売機
ここには売店やトイレはありません。
ただ拓けているだけの場所なので、じっくりと撮影したい場合には飲み物の準備やトイレの用足しは必要です。
トイレと自動販売機はクルマで5分ほど走ったところにある
かぶと岩展望所(24時間開放)
という場所が最寄りです。
夜中でも利用できます。
コンビニ
一番近いコンビニまでクルマで20分(13km)ほどかかります。
食事は事前に済ませるか、途中で買っていくかになります。
現地にはごみを捨てる場所はありません。
マナーとしてもごみは持ち帰ることになります。
撮影に適した条件について
この場所で撮れるシーンはいくつかります。
ポイント
- 阿蘇の噴煙を背景にした阿蘇の街並み
- 阿蘇五岳と星空
- 早朝の雲海と外輪山を流れ落ちる滝雲
- 朝焼けに染まる九重連山
何度か出かけているこのエリアですが、
これらの中で私が撮れたのは半分ほど。
まだまだ通わなければなりません。
おすすめの装備や機材
風が強い
- 冬場は防寒具
- 夏場でも上着
- 強風による転倒対策(重量のある三脚や三脚のおもし)
カルデラの縁に位置する外輪山。
その尾根は地形的に風が強くなる傾向があります。
特に天候が悪くはなくても、カルデラの底から吹き上がる強風や時に突風で三脚が倒れる恐れもあります。
あたたかい九州といってもここ阿蘇周辺は冬には積雪があります。気温が下がるうえに風が強いと体感温度はどんどん下がっていきます。
防寒対策が必須です。
夏場でも、一枚羽織る上着があると安心です。
不安定な足元、すぐ下はガケ
- 夜景撮影の時には足元を照らす懐中電灯
- 狭い岩場でも安定して設置できる開脚巾の広い三脚
背の高い草木を避けるために足場の不安定な岩の上に三脚を立てることになります。
そしてその先はすぐにガケ。
転落防止のガードレールや柵のようなものはありません。
夜間に撮影する際には懐中電灯は必須です。
まとめ
阿蘇の周辺は見どころが満載、撮りどころ満載のエリアです。
大観峰はもちろん、各所にある展望所、草千里ガ浜、阿蘇の噴煙。
少し足を延ばして菊池渓谷、鍋ケ滝、夫婦滝。
そして最後に秘境の温泉、黒川温泉に立ち寄れば最高の旅となります。
阿蘇方面へお出かけの際にこちらのページが少しでも参考になれば嬉しいです。
こちらに阿蘇の風景も含めて日本の絶景を集めましたのでご覧ください。
阿蘇スカイライン展望台からの写真